---キャブ取付け取外し---

45DEGERE製のフルチューンCVキャブレター[純正派]を付けました。


こいつは純正CVキャブ改造してもらうので、ここでは純正CVの取外しと取付けを説明したいと思います。

ハーレーのキャブは一つしかないし奥に引っ込んでる訳でもないので、取り外しはとっても楽チンです♪


まずはキャブはエアクリーナーの後ろにあるので、まずはエアクリーナーを取り外します。
まずはでっかい楕円形のメッキバリバリのエアクリカバーを、5/16六角レンチで取り外します。
真ん中のボルト一本でとまっているので、それを外せばカバーも外れます。


こんな感じで簡単に取り外す事が出来ます。


出てきたこいつがエアクリーナーです

こいつは3本のトルクスボルトでとまっているので、T27トルクスで外してやります。
この3本のボルトは、キャブとエアクリーナーを繋いでいるボルトです。

そうそう、言い忘れましたが、こいつってゴムチューブ2本(ブリーザーホース)にも繋がっているんです!!
ゴムチューブはエアクリーナーカバーを本体にとめるためのボルトのポッチリに繋がってるので、引っ張って抜いてください。
特に問題なく抜けると思います。
因みにこのホースはブローバイガスを通すホースだそうです。
汚れている可能性があるので、汚れていたらパーツクリーナー等で綺麗にしてやりましょう♪


これがゴムホースです


取り外すとこんな感じです。

続いて黒いエアクリーナーカバーを本体から取り外します。
こいつは先ほどのゴムホースがくっ付いてたボルト二本(ブリーザーボルト)で本体とくっ付いているので、そのボルトを7/16インチソケットレンチで取り外します。


こいつを7/16インチソケットでとりはずしてやる

二本のボルトを取り外すと、黒いカバーが外せます。
ここで注意する事は、黒いカバーのボルトが付いていた穴の裏には0リングが付いているので、カバーを取り外す際に落としてなくさない様にしましょう!!
(オレは片方の0リングをウッカリ落としてしまい、探すのに苦労しました^^;)

また、キャブと黒いカバーの間にガスケットがあるのですが、こいつが非常に切れやすいです。
慎重に取り外せば大丈夫だと思いますが、不安だったらあらかじめ予備のガスケットを購入しておく事をお勧めします。


カバーを取り外すとCVキャブが姿を現します♪♪


こいつがCVキャブです

実はこの状態だとすでにキャブを固定しているものはキャブとマニホールド(エンジンにに繋がる連結パイプ)を繋ぐ0リングだけなのです。
って事は、キャブを引っ張れば取れるんですよね(爆

ではいよいよキャブに取り外しにかかります。
今の状態でキャブに繋がっているものは、「スロットルワイヤー」、「チョーク」、「負圧ホース」「ガソリンホース(正式な名前分からん^^;)」の4つです。


まずはチョークの取り外しです。
取り外しといってもチョークのワイヤーをキャブから取り外すのではなく、本体からチョークノブを取り外すのです。


これがチョーク

本来この隣にホーンが付いていたのですが、こいつは邪魔になるので取り外しちゃいました。

チョークノブはステーの裏でボルトによって固定されているので、裏のボルトを緩めなければなりません。
しかしこのボルト意外と大きく、サービスツールに入っている工具だと取り外すのが難しいのです。
オレは手持ちの工具の中から17mmのスパナを使って取り外してやりました。


こんな構造です

このボルト、意外と硬く締まっているので、頑張って外してやりましょう!!


続いてはガソリンホースの取り外しです。

ここで注意!!
このホースを取り外す前にガソリンコックをOFFにして下さい!!
ハーレーのコックは負圧コックで、吸わないとガソリンが出ない仕組みですが、OFFにするに越した事はありません


ガソリンタンクから直にガソリンが送られてくる場所なので、十分に気をつけて作業してください。
(ガソリンがこぼれても良いように下にウエスを敷くとか)

こいつは使い捨てのカシメによって固定されているので、マイナスドライバーやラジオペンチなどを使ってカシメを取り外してやります。


結構頑丈なカシメです

カシメを取り外したなら、あとはホースを抜くだけです。
どうしても抜けないようでしたら、潤滑剤を吹き付けて滑りを良くしてやりましょう。


取り外すとこんな感じです


続いてアクセルワイヤーの取り外しです。

最初はワイヤーを緩める作業です。
アクセルの下に黒いゴムホース(ブーツ)に覆われたナットがあるので、そいつらを緩めます。


これがブーツ


まずはブーツを剥きます

完全に剥いてしまうと再度被せるのが大変なので、適度な所で止めると良いでしょう。

こいつはワイヤーの長さを調節するための長いナットと、長いナットを固定するための短いナット(普通のナット)の、ダブルナットで固定されているので、両方のナットを3/8スパナを二つ使って緩めます。
スパナが二つ無ければ、片方はモンキーレンチでも大丈夫だと思います。

因みにワイヤーは二つあって、この写真では下に位置しているのが戻し側のワイヤーで、上に位置しているのが引き側のワイヤーです。
ワイヤーの緩め方は、写真に載っているとおり長いナットを左に送れば緩み、右に送れば張るようになっています。
出来るだけ緩めてやりましょう。
二つとも緩めます。

さて、続いてはキャブからワイヤーを取り外します。


ここに繋がってます

この作業ではキャブをマニホールドから取り外して(手前に持ってきて)、やり易いように動かして作業してください。

この時マニホールドとキャブを繋げるための0リングを傷つけないように!!
二次エアーなどの問題へ繋がります。


手順は引き側のワイヤー(手前のワイヤー)を取り外してから、戻し側のワイヤー(奥のスプリングが付いているワイヤー)を取り外すという感じです。
ワイヤーは緩まっているので、後は試行錯誤して取り外してみてください^^;
説明が難しいというか、ここの取り外しは個人のやり方に任せます(爆


取り外すとこんな感じです


さて、最後に負圧ホースの取り外しです。

っと言っても、こいつはただ引っ張って抜くだけなので問題ないと思います(笑)
特に写真も用意しませんでした。


さぁ!!
これでキャブを縛るものはなくなりました!!!
マニホールドの0リングを傷つけないようにキャブを取り外しましょう♪

これでキャブの取り外しは完了です。

取付けはこの逆の手順を行なえばOKです。
取付け時の注意点は、アクセルワイヤーの戻し側と引き側を間違えないようにする事と、ワイヤーの張りの調節をしっかりとおオなう事です。
また、アクセルワイヤーの連結部にワイヤーグリスを塗ることも忘れずに〜〜!!

あと、ガソリンホースのカシメですが、ホームセンターなどで売っているビニールホース用のバンドを付けると良いと思います。
純正は再利用できませんが、このバンドならドライバーで締め付けるので付け外しが可能です。

一度取り外してるから大体の構造は把握できていると思うので、取付け作業自体は15分位でできちゃいます^^

以上でキャブの取付け取外しレポートを終わります。
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